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WDSFの教本における rise at the end of 1 - tama
2020/03/08 (Sun) 14:48:18
*.kcn.ne.jp
そのうち、どなたかかが気がつかれるかと思っていましたが、どなたも指摘されないので、わたしから、WDSFの教本のFoot Role Principle の項のat the end of 1の関連部分」についてどのように説明しているのか触れておきたいと思います。
The Ballroom Technique (ボルテクの原文)ではレッグ・ライズやレッグ・ロアーがないために、 Start to rise at the end of 1 の意味は、ステップ1が完了した時点からフット・ライズが開始されるという私の解釈は変わっていません。
しかし、現代のダンススポーツのように、大きく移動するためにレッグ・ロアーやレッグ・ライズを多用するようになってくると、フット・ライズをする前にレッグによるロアーとそれに続くレッグによるライズが必要になってきます。
その説明がFoot Role Principleで以下のように書かれています。
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It is important to emphasize that the Rise and Fall indicated at the end of the step will contemplate the use of foot rise, even though the Foot Action will be H Flat.
そのステップに (at the end of ) として示されているライズ・アンド・フォールは、たとえフット・アクションがヒール-フラットとなっていたとしても、その後にフット・ライズを行うことが予定されていることを強調することは重要である。
tama注:
H Flatというのは、「Heel つぎに Flat Foot」というフット・アクションを簡略化して表現したものである。
For example, the first step of a Closed Change will be indicated as Start to Rise e/o 1 (Leg-Foot).
たとえば、クローズド・チェンジの最初のステップは、「Start to Rise e/o 1 (Leg-Foot」と示されている。
This indicates that the rise will start over the foot, as opposed to after the Recovery phase, as would be used in a step without Drive Action.
これは、リカバリー・フェーズの後にライズが始まるのではなく、ドライブ・アクションのないステップで用いられているように、その足の上でライズが始まるということを示している。
To be precise, a rise due to the extension of the standing leg will be used, and the foot rise will occur almost at the beginning of the following step.
正確に言うと、スタンディング・レッグを伸ばすことによるライズが用いられ、それから、おおよそその次のステップのはじめでフット・ライズが起こるのである。
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そして、教本の6人の共同執筆者たちは、To be precise 以下のように踊るということをチャートで簡潔に指示するためにはどう書くべきか、検討した結果、「Start to Rise e/o 1 (Leg-Foot)」というように記載することにしたのではないかと考えています。
この場合はat the end of の英語のもともとの意味とは異なってきてしまいますが、The Ballroom Technique の表記とある程度合わせるためにそのような記載方法をとったのではないかと思います。
Re: WDSFの教本における rise at the end of 1 - ダンキチ
2020/03/09 (Mon) 10:53:50
*.bbtec.net
tamaさん
AA
以前からtamaさんはWDSFが考えるスピンターンの1歩目の終わりはロアーが完了右足の上を重心(体重)が通過する時点だと言っておられたと記憶していたのでWDSFも一括して話をしましたが、どうもそうではなさそうですね。
BB
いずれにしてもtamaさんがブログで書かれている次の様な趣旨の考え方は教科書の考えとは明らかに異なっています。
従い「3の終わりでロアー」関連記事は取り消し、削除頂くが妥当だと思いますと言っているのです。
<<ライズ&フォールで教科書が「〇の終わりで・・・」( at the end of ・・・)と書いた場合のライズ&フォールは次のステップの始めから行われる>>
教科書は次の様に言っていると考えるべきだと思います。
(ボルテク)
1の終わりでライズを始める・・・・次のステップでライズを始める
3の終わりでロアー・・・・・・・・該当ステップでロアー完了
5の終わりでライズ・・・・・・・・該当ステップでライズ完了
(WDSF)
Start to rise e/o 1・・・・・・・・・ステップ1の終わりの区切り点が明確ではないので何とも言えません
Lower e/o 3・・・・・・・・・・・該当ステップでロアー完了
Rise e/o 5・・・・・・・・・・・・該当ステップでライズ完了
このスレッドでtamaさんはWDSFのステップ1だけを取り上げています。
ここではステップ3、ステップ5も一緒に考えて頂く必要があります。
CC
WDSFのステップ1についての考え方は重要だと思っています。
別途是非意見交換をさせて頂きたいと思っています。
DD
tamaさんはWDSFの考え方とボルテクの考え方を混同されておられます。
WDSFとボルテクでは多くのステップの区切り点の考え方が違っています。
又そのため多くのステップで踊り方自体も異なっているケースがあることご理解いただいたうえでの議論をお願いしたいと思います。
Re: WDSFの教本における rise at the end of 1 - ダンキチ
2020/03/11 (Wed) 15:52:11
*.bbtec.net
tamaさん
上でも書きましたが、WDSFがスピンターン、クローズドチェンジ等の1歩目の説明「Start to rise e/o 1(Leg-Foot)」をどのような考え方の元で書いたのかとても興味があります。
本件につき先ほど書き込みしましたが回りくどい書き方になっていましたので削除、下記に代えさせて頂きます。
To be precise, a rise due to the extension of the standing leg will be used, and the foot rise will occur almost at the beginning of the following step.
tamaさんは上の文章を参照しながら次の様に書かれています。
>>そして、教本の6人の共同執筆者たちは、To be precise 以下のように踊るということをチャートで簡潔に指示するためにはどう書くべきか、検討した結果、「Start to Rise e/o 1 (Leg-Foot)」というように記載することにしたのではないかと考えています。
>>この場合はat the end of の英語のもともとの意味とは異なってきてしまいますが、The Ballroom Technique の表記とある程度合わせるためにそのような記載方法をとったのではないかと思います。
上からしてtamaさんはチャートの「Start to Rise e/o 1 (Leg-Foot)」という説明はTo be precise以下の説明とどうしても合わないとのお考えだと思います。
僕も合わないと思っています。
そしてこのWDSFの説明は教科書としてはふさわしくない考え方、表現になっていると思っています。
何故ならば論理の一貫性が保たれていないからです。
論理の一貫性が保てないと言うことは当然のことながらどこかが間違っているのだと思います。
今の僕はこの問題は読む側にあるのではなくWDSFの教科書に論理的矛盾、限界があるからではないかと思っています。
追記:別な言い方をするとWDSFはスピンターンやクローズドチェンジの1歩目の終わりのポイントはどこだと考え教科書を作り、書いているのか?と言う疑問だと言えると思います。